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バンクーバーオリンピックを見ていて

 バンクーバーオリンピック、さまざまな競技が行われ、私も時折拝見しました。

 全体的な感想として、韓国の様々な競技での活躍、メダル獲得数に現在の国力、向上心などを垣間見たような気がします。それだけでなく、アメリカがノルディック複合でメダルを獲得するなど、今までにない活躍をしているのが印象的でした。

 振り返って、日本はどうでしたでしょうか。今の景気や日本のスポーツを取り巻く状況を示しているようで、メダルこそ獲得したものの、それ以外の様々な競技で勝ちきれない、戦いきれない、そしてそれを国として、経済・企業として支えきれていないという感じがしてなりません。

 底辺の現場も全くそれを反映しているようです。エムウェーブで開催された全国中学校スケート大会に地元長野市の選手が出場していますが、地元開催枠として参加したということのみで、競技力としては全く太刀打ち出来ていなかったようです。出場している選手は本当に頑張っていましたが、トップとの体格差(腰や太もも周りの筋肉の付き具合)、技量差(スタートダッシュやスケーティング)を競技の様子ですぐ見て分かってしまうほどでした。

 1998年に開催された長野オリンピックから、スポーツを支える、指導する、底辺を広げるということを長野県は出来ていたのでしょうか。12年を経過して、本来であれば長野県出身の選手がオリンピックを見て選手として頑張ろうとして育成年代の後半として出て来ていなくてはならないはずなのですが、ようやくスワンプロジェクトとして活動が始まったというところなのです。
 それどころか、松本の浅間スケートセンターがそうであるように、財政縮小の影響から存続を断念する方針という冬季スポーツ施設もあるのです。

 なぜ、これほどまでに時間がかかってしまうのでしょう。なぜ、長野県と言うところはそれほどまでにスポーツに縁遠いのでしょう。

 私たち経済活動を主にしている大人は、スポーツをどこかで「趣味」とか、「道楽」という扱いで見ていないでしょうか。トップレベルの選手のみテレビの前で応援していて、それを支える指導者や、底辺の選手たちの活動を本当に支えているのでしょうか。トップに至るプロセスを無視・軽視してはいないでしょうか。

 しかし、文化として、青少年育成の基盤として支えていく姿勢があれば、こういう見方は生じないはずです。しかも、支えた結果、活躍することで、経済効果も生まれるのです。

 ヨーロッパの各国には、学校教育以外にもスポーツクラブが地域のスポーツ文化を支えています。そしてそれを支えるのが地元企業なのです。だから、オリンピックのメダル獲得数もヨーロッパが圧倒していて、それでも経済的にも(GDPを比較しても)日本より落ち込んでいないのは、そういう姿勢から始まっているような気がしてならないのです。

 冬季スポーツで日本が活躍するためには、この日本の、長野県のスポーツへの姿勢が問われていると思います。

 緊急雇用対策にスポーツ支援を絡められないのでしょうか。例えば、スポーツ指導している大人を雇用している企業に対して、行政はそれに伴うコスト支援を行うとか、正規のスポーツ指導者の資格所有者や、オリンピックなどのトップの指導者に対する支援を行うとか、ただテレビの前で応援するだけでなく、それを実際の行動でどう示すかが今以上にカギになるように思います。

 サッカーも、女子サッカーならなおさら、それがカギになるのでしょうね・・・。

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