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2009JFAガールズエイト北信越大会 上田女子委員長講演会

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 さて、新年の「お年玉」という訳ではありませんが、いつもこのブログに来て下さる皆様に資料を差し上げます。

 昨年秋に開催されたJFA北信越ガールズエイト大会に、日本協会の上田女子委員長が来て下さいました。その大会初日日程終了後に行われた講演会配布資料と、その講演会の録音したものを基に書き起こした資料をここで配信いたします。

配布資料(パワーポイント資料:PDFファイル)
「uedalec.pdf」をダウンロード


講演会書き起こし(ワード98-2003ファイル)
「uedalec.doc」をダウンロード

 さて、書き起こしの最後に、上田女子委員長との質疑応答があるのですが、私が長野県の育成年代の課題としてテーマに掲げている、「県内大人の教育と称した過保護、過干渉」「大人側がミスを恐れ、積極性を引き出させてあげられない環境」「大人側のコミュニケーション過多による選手同士の積極的コミュニケーションの欠如」について、上田女子委員長が非常に明快な回答をされています。

 ただ、実際のところ、上田女子委員長は「県民性は関係ない」とお答えになっていますが、私は今まで現場でリアルに感じています。

 地元で少年・少女の指導を始めた頃、保護者の声援が「いいよ、自分で行ってごらん、頑張れ」ではなく、「ほら、あぶない、早く、前に蹴って」と言う言葉を何度となく聞いたことでしょうか。後者を聞く確率がどれほど現場で多いのか、他県の保護者・指導者と比較してどちらが多く発しているか、それは現場にいる者が素直に感じています(最近でこそ、少なくなってきたと思いますが・・・)。

 同様に、少年年代、中学校年代、高校生年代でパスサッカーの魅力に溺れた指導者を何人も見ています。技術ある選手たちに盲目的に「持ちすぎだ!早く離せ!ツータッチ以上禁止だと言っているだろう!」と叱咤して、私たちが大切に技術志向で育てた選手たちに、ミスへの怖さに怯えさせ、積極性を閉ざし、サッカーすら嫌いにさせてしまったケースもあるのです。
 そしてそれはただパスサッカーの魅力に魅了されただけなのではなく、必ず指導者の育ってきた背景に、大人が子どもたちのミスを恐れ過干渉になる姿勢や、そうした脈々と受け継がれる親子の関係が少なからず影響していると思うのです。

 ピッチ上で自分の判断が常に要求されるサッカーでは、大人の過干渉な環境で育って来た選手は、そういう判断力の部分において他者依存的で、質が劣ったり、判断が遅れたり、画一的になったりすることになりはしないでしょうか?
 不測の事態や不利な状況であきらめてしまい、チャレンジ出来る積極的姿勢を持てなくなってしまわないでしょうか?

 もっと、日頃のトレーニングから子どもたちにチャレンジさせよう。私たち大人が子どもたちのミスを恐れてどうする。子どもたちがそのミスを論理的に考える心の余裕を与えているだろうか?ミスが多く出るのであれば、そのミスを減らすだけの相当量のボールタッチ、基本技術をトレーニングとして子どもたちにキチンと提供しているだろうか?怠惰になりがちなこうしたトレーニングを、楽しく積極的に出来る環境を提供しているだろうか?ミスが出る以上にハイプレッシャーなバトルを経験させて、通常のプレーに余裕や幅をつくらせているだろうか?ただそのミスだけを見つめて、子どもたちに叱咤していないだろうか?

 ・・・そこは改めて県内指導者に問いただしてみたいのです。

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