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2007県少女リーグ(U-12ひまわり)第4節

 2007年度の県女子リーグ戦も日程が着実に消化されつつありますが、ひまわりリーグ今節(第4節)のゲームは、コーチとして大変楽しく見ることが出来ました。もちろん、課題に対してのトレーニングや試合までの準備も工夫しましたが、中でも今回の良いゲームに繋がった最大の要因は・・・「選手同士のコミュニケーション」だったように思います。
 今まで、ポジションについては指導者がベースになって指示するケースが多かったのですが、5.6年の上級生で持ち回りのゴールキーパーをめぐって誰がやるのか選手同士で意見が紛糾してしまいました。しかし、コーチ同士で検討し、敢えてその状況で、選手たちに解決策を求めたのです。
 幸いにも時間に余裕があっただけに、しっかりと話し合いをすることが出来ました。また、最初に出た結論に対して、それが正しいかどうか、検証もしてもらいました。その結果、再び、スクラップアンドビルドしなければならない状況に陥りました。選手は一時、相当に困惑もしたことでしょうが、仲間同士で様々な意見を出し合い、何とか結論を導き出すことが出来たと思います。この時、キーパーだけでなく、全てのポジションについて、自分たちで決め、その内容に対して、また、選手のプレーの質について、選手同士が自覚し、今、自分に出来ることは何なのか、また仲間はどう考えているのか、あの場にいたメンバーは多くのことを考え、感じ取り、確認し合うことが出来ました。

 自分の考えをきちんと述べること、逆に相手の思いを聞き取ってどれだけ汲んであげられるかということ、そしてそれを元にゲームでどれだけ実践できるかということ、これら全てにおいて選手は「ベスト」に限りなく近いパフォーマンスを示したと思います。
 少年・少女の指導者にとって、こうした出来事で結論を急がず、考える時間を与えるということは、ある意味我慢を強いられます。「指導者」なのに、「指導しない」のですから・・・。でも、道筋をつけてあげたり、必要な(大切な)情報を提供したりすることで、選手もきちんと「考える」ことが出来ます。指導者にとってそれで十分なケースもあるということなのでしょう。選手の皆さんのおかげでコーチたちもしっかり学ぶことが出来ました。

 さあ、リーグ首位のチームに黒星をつけたぞ!残り2試合もいろいろなことが学べる、良いゲームにしていこうね!

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Comments

指導というと『出方』ばかり考えられがちですが、実は『出ない方』もかなり重要ですよね。
積極的な意味で前に出ないのだから、目的や結果が見えにくく、子どもたちも指導者もかなり辛いです。
しかし、はじめから結論があって、そこに導くだけの『出方』は、大人が安心するための指導であって、子どもは真の問題解決能力をつけません。
今回のように、『子どもたちが自分で解決する力をつける』という確固たるビジョンを持った上での『出ない方』は、子どもたちの出した結論が正解でも不正解でも、成功でも失敗であったとしても、未来につながる大きな種まきであると思います。

Posted by: hinkhiro | June 24, 2007 at 05:54 PM

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