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想いをつなげる

 先日、ウィングの練習前に、同会場で少年団の練習があって、久々にその練習の様子を見ることが出来ました。5.6年生のトップチームは全日本の県予選に向けて、約束事をいろいろ確認しながらボールを扱い、常に動いている様子でした。
 一方でトップチームから外れてしまった5年生たちの練習が・・・コーチが仕事で都合つかずに来られなかったということもあったのですが、お父さんコーチの練習は、久々に見る、効率的にも質的にも「?」のトレーニングでした。相手も想定していなければ、キックの精度も低い、さらには順番待ちで子どもたちが立っているばかり・・・。
 類似した様子をかつてhinkhiroさんがブログに記事にしております。保護者の方でも、hinkhiroさんのように見ていてある種の本質を分かる方には感じ取れるのでしょう。解決策も含めて提示してあります。

 私たち指導者は、子どもたちが長く楽しくサッカーを続けられること、そしてそれが個々で少しでも高い技術レベルで楽しめるように、という想いで指導しています。しかし、保護者からすれば、目先の勝利や、大人のサッカーに近づけた戦術や内容が大切であったりして、時としてなかなか「想い」はお互いに平行線で通じ合うことがありません。だから、コーチがやむを得ずいない練習では、事前に指導者とコミュニケーションを取る機会はまだまだ少なく、指導者資格を持っていない保護者の方の指導は、とかく、自分の子どもの時や学生時代に経験したトレーニングの引き出しから提供するしか無くなってしまいます。これでは子どもたちにとって決して今与えるべき内容であるとは言えません。
 本来、保護者の皆さんはこう言う時こそ、指導者にトレーニング内容を確認すると良いのではないかと思うです。そして指導者も、こういう時のために、必要最低限やらなければならないことや、あまりジュニアのサッカーのトレーニング内容を知らない人でも設定の提示のみである程度出来るトレーニングの引き出しを用意しておく必要が有るように思います。
 静岡県静岡市の清水では、スペシャルトレーニングというのがありますが、ここでも、コーチが都合で遅くなる場合にやっておくトレーニングがあるということを松本出身の指導スタッフの方から聞いたことがあります。例えばそこには1.数的不利をドリブルで打開する、2.チャレンジアンドカバーによる守備の基本、3.奪ってからのパス交換による局面打開、これらが一連のトレーニングで出来るような内容もあります。
 一人の指導者は二人にはどうやってもなりません。私も昨年のケガ以降、少年団の指導から遠ざかって久しいですが、予定や体は空かずとも、こうしたトレーニング内容を提供することは少しくらいなら出来ます。それは他のコーチとて同じこと。子どもたちのためにというのであれば、ぜひその「想いをつなげる」方法をお互いに探っていけたらと思います。それが結果的に遠回りでも「勝利」につながるのですから・・・。

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Comments

記事のリンクありがとうございます。
小林コーチからはいつも学ばせていただいております。

サッカーのどの部分に楽しさを感じるかは人それぞれだと思いますが、サッカーに限らず『スキル』の獲得は一生の財産になると思います。
身体操作やボールコントロール等のドリル・視野やゲームコントロール等の判断がトレーニングに盛り込まれ、クローズドスキルやオープンスキルが高まれば、きっと思い通りに近いサッカーができるしもっと楽しめるでしょう。
サッカーに有効なパワーやスピードは平行・付随して高まっていくと思います。
(そこに特化したトレーニングが先行するのは困りますが)

お父さんトレーニングは、きっと間違っているのではなく、煮詰まっていないだけだと思います。だってスキルのためのトレーニングを楽しく充実したものにするのは、子どもがその意義を理解すること以上にかなり難しいですから。

システマチックなトレーニングが長野県で浸透するのは多分これからですから、お父さんたちにもその動向に注目してもらい、私も含め、子どもたちと一緒に成長していけたらいいなぁと思います。

Posted by: hinkhiro | June 03, 2007 at 09:03 PM

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