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姿勢の良さ、武道経験の良さ

 私が今までサッカーを指導してきた子どもたちの中に、武道の経験者がいます。その子たちが比較的トレーニングの中できちんと成果を上げてくることが多かったような感触を長い間抱いていました。また、体操クラブの経験者や、そういう子が兄弟・姉妹にいる子にも似たような感触を抱くことがありました。
 また、最近のサッカークリニックや、サッカー関連書籍(おすすめ書籍でも紹介)、スポーツ選手のブログなどから、武道の経験や「姿勢の良さ」が良いプレーへの大きなアドバンテージになっている可能性が高いのではないか、ということを拝見しました。それにより、指導経験と絡めてより強く実感しています。また、最近は体操クラブを持っているチームが4種の県大会でも常に上位進出していますよね。
 武道については他にも良さがあります。それは1対1の「間合い」ですね。ボールを奪う瞬間、相手をかわす瞬間はトレーニングを重ねることで体得するものですが、武道経験者が、その体得するのに必要な時間を短く出来るのは「間合い」を武道で経験しているから、なのでしょう。

 日本協会の指導指針などでも、ゴールデンエイジに向けて様々な遊びを経験することが重要視されていますが、遊びだけでなく、武道、体操など、姿勢をきちんとして行うスポーツの経験があることにより、自然とサッカーにも必要な調整力やバランス感覚に優れた体勢づくりに役立っているのだと思われます。

 しかしながら、武道や体操の経験が無いからと言って評価を低くすることはありません。先日のNHK、人間ドキュメントを見たところ、日本代表の中村憲剛選手はスカウト時には「猫背気味」という評価をされていましたが、彼はその代わりに肩や肘が身体の前に出てしまうようなことは少なく、肩が丸まった感じはありません。従って頭が突っ込み過ぎたり、下がり過ぎたりすることが無いため、周囲を見渡す「良い姿勢」が確保出来ているように思います。

 きちんとした姿勢づくりに必要な肩や腕、肘、あるいは腰(骨盤)や関節の使い方に気をつければ、改善は可能です。コーチングスタッフの中ではウォーミングアップにそういう要素を絡めて体操したり身体を動かしたりすることに注意して、選手の姿勢の良さを引き出してあげたいものです。

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Comments

トータルコーディネーションという考え方が示す通り、様々なジャンルのスポーツは相関し響きあう部分があるのだと思います。こういう視点を持てば、ボールを使わないサッカーのトレーニングも効果的であるとすぐに理解できるでしょう。
我々はサッカー寄りに他のスポーツのよさを見出していますが、他のスポーツや学業にだってサッカーのよさが生かせるかもしれませんね。

Posted by: hinkhiro | December 21, 2006 at 09:01 PM

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