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第3回全国ガールズエイト北信越大会(その3)

 決勝戦はアルチ富山とサザンクロスになりましたが、前評判どおり、アルチ富山が5-0と圧倒的なゲーム運びで優勝しました。
 予選の際には欠場していた選手も少年の試合・大会から駆けつけ、当たり負けしないボールキープ、足下の柔らかいコントロールやテクニック、精度が高く、強いキック・シュートを何度も見せていました。また、登録選手10名全てが6年生ということもあり、様々なポジションを前回の北信越ガールズエイトから引き続きローテーションしながら経験させており、どこのポジションでも、何をしても選手全員がトライできるようなチーム編成になっていました。日頃フォワードを経験していない選手なのでしょうか、その子が得点の際にはチーム全員がその試合一番の喜びようでしたね。
 これらについて印象的だったプレーを幾つか上げてみましょう。

 ・・・相手選手がボールを奪いに来るのを、振り返り気味に把握するやいなや、相手の機先を制して体をぶつけ、自らのキープするボールを守っていました。男の子顔負けの当たりの激しさを見ることが出来ました。
 ・・・4点目でしたでしょうか、中盤サイドからバイタルエリア手前にくさびのボールが入ったところ、10番の選手がわずかなスペースであるにもかかわらずグッドボディシェイプで前にトラップ、「ジンガ」の揺さぶりから目前の相手を振り切ると左足でシュート。キーパーの頭上を抜いてゴールが決まりました。複数の高い技術が融合したゴールでした。
 ・・・これは2点目でしたでしょうか、スルーパスで抜け出した選手がキーパーと1対1。得意の左足を振り抜くと、グラウンダーというか、ライナーで逆サイドのサイドネットに低く突き刺さりました。キーパーはほとんど反応出来ません。キックの強さ・精度に感心しました。
 「止める、蹴る、運ぶ、走る」全てにおいてアルチ富山が圧倒していましたが、例のサザンクロスの4年生はその中でも奮闘していた感じです。先程のボールキープの場面では吹っ飛ばされ掛けていましたが、仕掛けの積極性、前線からのチェイシングによる守備はよく頑張っていたと思います。

 両チームは北信越を代表して全国ガールズエイトに参加しますが、ぜひとも活躍を期待したいものです。

 その一方で、サザンクロスは主力が卒業すると、もともと少年主体のチームだけに、女子チームとしての存続が難しい状況になってしまうそうです。良い選手が育っているので、ぜひ頑張って女子選手勧誘、育成していただいて、また北信越で対戦したいものです。
 アルチ富山も次世代のとりまとめが大変で努力しているようです。でも、最初は、「えっ、うちの子なんかでいいんですか?」と言うほど、少年団の男の子たちの中では存在価値を見出されにくい女子選手も何名かいて、そこからチームに仕上げていったそうなのです。そういう選手たちを何とかして集め、何とかして育てたということ、いずれも素晴らしいことですよね。いいチームを継続して育てることの難しさをどこのチームも抱えていて、でもそこにチャレンジしているのだな、ということを実感させられました。
 そして、今回残念ながら全国へのキップを落とした福井のRUCK、石川のTON少女隊は、その点からすれば、よく継続的に北信越の上位に顔を出しているな、キッズの年代からコツコツと選手を育てているな、という印象を持ちました。茅野ビエントレオナもキッズの教室が軌道に乗り始めています。それがいい結果をもたらすのはそう遠くはないでしょう。ウィングも少ない2年生の仲間を増やしたり、地元少年団所属の女子選手にウィングでの5種登録を薦めたり、キーパーを育てたりと、取り組むべき課題があることは事実です・・・。

 「気を付けてお帰り下さい!!」北信越各県からわざわざ来て下さったチームの皆さんに声を掛けて、アルウィン芝生グランドを後にしたのでした。

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Comments

2回の大会を通して感じた事を次回の練習で娘達に伝えようと思ってる事があります。
「あのチ-ムだから負けてもしょうが無いな~」といわれる様になって欲しいという事と「あんなチ-ムに負けて悔しい」と言われない様になって欲しい。
サッカ-に関して汚いプレ-は、して欲しくない。今、苦しくてもフェア-に頑張れば将来プレ-の幅が広がる。基本的な練習をコツコツと積み上げて行って欲しい。
サッカ-以外では生活態度をもっと良くする。挨拶、礼儀、相手を思いやる気持ち等・・・
今大会始まる前にる前に娘達には「謙虚」という言葉を伝えて話をしたのだがまだまだ分かって貰えない部分が有る・・・何とかして行きたい

富山県4種の方々からは色々あったけど頑張った結果の成果が出て良かったと沢山の労いの言葉を貰いました。女子サッカ-普及の為にまた1歩前進できたと思います。

Posted by: 越野@ボニ-タ | November 13, 2006 at 12:29 PM

全国大会に出て

出てみて初めて分かる事が多々ありました。
やはり気持ちの問題が此処まで行くと大部分を占め空回りする場面が多く結果的には・・・・
他県のチ-ムでも私達と同様なチ-ム編成が多く有ったのは意外でした。地域によってはまだまだ少女人口が少なく苦慮してるんですね。また反対に単独で素晴らしいチ-ムも有り色々と情報交換できたのも良い収穫でした。
次年度、富山県はどの様な体勢で行くかまだ決まってませんがJFA北信越の大会が合同OKになったのが一つの救いの様な・・・・

Posted by: 越野@ボニ-タ | February 20, 2007 at 01:04 PM

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