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第3回全国ガールズエイト北信越大会(その2)

 さて、泣き出した副キャプテンですが・・・。
 「だって・・・」と言って、自分のプレー(フリーキック)に対して相手チームから野次を受けたことを話すと、もう号泣です・・・。5年生が3人もゴールを決めている中、相手の野次に動揺してプレーのパフォーマンスを落としてしまう6年生がいることにショックを受けましたが、これも精神的に不安定な「成長期直前の兆候」と捉え、見守ってあげるべきだな、と思いました。

 しかし、それ以外にも要因はあると思われます。彼女は3人兄弟の真ん中。今までも3人姉妹、3人兄弟というのを見てきていますが、真ん中の子の「認められたい」「甘えたい」「甘えん坊」な性格がチームでの行動やプレーに顕著に表れることがあります。ここ最近も「○○ちゃーん」とか、「○○コーチぃ~」とか言って、誰彼構わず腕にすがって甘える仕草をよく見かけています(県内他チームのコーチの皆さん、保護者の皆さん、何かとお世話になっております:苦笑)。また、上下の子に挟まれる中で、「認められたい」願望が強いので、指導においても叱咤・指摘については逆効果になるケースがあり、とても神経を使います。
 彼女が対外的にそう言う仕草を出すと言うことは、家庭での「甘える」場所が少なかったり(これはあくまでも精神的なものと解釈します。物質的には満たされていても、ということです。)、何かしらコンプレックスを抱えたりしていて、甘える行為を対外的に求めているようにも感じました(ただし、これはあくまでも憶測に過ぎないのですが・・・苦笑)。
 頑張っていたり、調子の良い時は遠くから見守ってもいいのでしょう。でも、こういう負けて大泣きしている時こそお父さん、お母さんどちらでも良いので、近くに寄り添ったり、しっかり抱きしめたりして「今はいっぱい泣いてもいいから、また少しずつ気持ちも強くなっていこうね。練習も頑張って、野次を言ってきた人を見返せるようにもっともっと上手くなろうね。」くらい言って欲しいのですが・・・。
 似たようなコメントは私たちコーチからも彼女には投げかけ、「あなたにはそれを跳ね返すだけの技術があるし、そのために努力出来るだけの素質があるんだよ」と励ましたものの、こういうときは両親の持つパワーに優る懐の広さはなかなか出せないものです。しかし結局ここでもご両親とも距離を置いて様子を見ているだけで終わってしまい、(あくまでもその場においての結果としてですが、)彼女を突き放す形になってしまいました。そして、ご両親の方々に「抱きしめる」「精神的な安堵や拠り所を与えさせる」「一旦はきちんと甘えさせ、その上で目標をお互い見定めて励ます」という行為を促せなかった自分に後悔の念が湧いてきたのでした。結局、しばらくしたら元のように周囲に甘える行動が出てしまっていました・・・。タイミングを逸したことで、なお一層後悔することになってしまいました・・・。
 楽しい雰囲気を出しても構わないし、和気藹々の雰囲気をつくること自体は決して悪いことではないのですが、サッカーに取り組む姿勢との関連性・因果関係については留意・注意が必要のように感じました。

 大会総括というか、決勝戦については次回に。

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Comments

親の立場からすると、指導者の方のもとで活動しているときに、親がどこまで出て行っていいのか、判断の難しいところだと思います。
でも、コーチのお考えがきちんと保護者の方々に伝わっていて、その上でもここに書かれているような状況なのだとしたら、残念ながらそれは家族の在り方の問題なのかなとも思いますが。
うちも3人の子を抱え、長子、真ん中、末っ子、それぞれの個性に日々ドタバタしているので他人事じゃありません。

Posted by: なおこ | November 11, 2006 at 09:35 PM

>>なおこさん
 年度初めというか、引き継ぎの運営会議を、例の「アキレス腱断裂」で欠席することになってしまい、指導の方向性、目指すサッカーの中身など、しっかりとしたメッセージとしては最初から伝えきれていなかったように思います。練習後の保護者への話だけでは、きちんとメッセージを伝える「セレモニー」には成り得ないこともあるのですね。ケガをしてしまったことを含めて、改めておおいに反省です・・・。
 伝えきれないが故の、象徴的な出来事や発言、試合でのオーバーコーチングも見られました。でも、どこのチームにも少なからずあり得ることと受け流すよう心掛けました。お互いボランティアでチームを支え合っているものですから、指導者という立場、チーム代表という立場として強いことを言うのはとても勇気のいることですし、神経を使うことですね・・・(苦笑)。

Posted by: 小林コーチ(管理者) | November 27, 2006 at 06:34 PM

> お互いボランティアでチームを支え合っているものですから、指導者という立場、チーム代表という立場として強いことを言うのはとても勇気のいることですし、神経を使うこと


あっ、なるほど!
まさに目からウロコです。保護者の側から、同じように感じることは度々ありますが、(ほとんどボランティアで指導してくださるコーチに対して意見するのは…等々)、指導者の方(かた)のほうでも同様に遠慮してくださっているのですね。
考えてみれば、どちらもいっぱしの大人同士。ひとたびサッカーを離れれば、それぞれのステージを持つ1社会人ですから、遠慮がないほうが不思議ですね。
保護者と指導者の方々、お互いに相手の思慮を分かっていたら、どこかによい落としどころを見つけられるような気もします。
また勉強させていただきました。ありがとうございます!

Posted by: なおこ | November 27, 2006 at 11:19 PM

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