« 全日本長野県予選 | Main | 頑張れ!U-15女子サッカー! »

日本代表のサッカー

 コンフェデ杯の日本代表は、惜しくもラスト4に残る事は出来ませんでしたが、ギリシャ戦、ブラジル戦ともに、とても痛快なゲームを見せてくれたように思います。決定力不足という課題はあるものの、テンポの良い、ワンタッチパスの連続は、日本選手にとって特徴付けられるサッカーの内容だったように思います。
 ですが・・・ここで少年サッカーの指導者がこれを見て「よし、やっぱり日本人にはワンタッチパスのサッカーだ!子どもたちにも実践させなくては!」と強く思ってしまっているとしたら・・・、実はこれが問題なのです。代表の良い内容の試合を見て、こういう方向に感化されてしまう県内の指導者がいかに多い事か・・・。まさか、この内容を低学年にも実践させるのですか?(って、T松杯の会場で問いかけたかったなぁ・・・)
 以前、「高校サッカーの亡霊」という記事を書きましたが、それと同じ事が言えるのではないでしょうか。キッズにはキッズの、ジュニアにはジュニアのやらなければならない課題があり、取り組むべき運動感覚、バランス感覚、ボール感覚やサッカーの技術、個人技の向上があるのです。もちろんその要素の中にワンタッチパスはあるかも知れません。でも、果たして、そのウエイトは如何ばかりなものでしょうか。そこを見定められないと、ゴールデンエイジに入ったところで、大きな成長には繋がらない結果を招く事になってしまいます。
 ブラジルも個人技個人技と言いつつも、ワンタッチパスの交換やテンポの良いパスワークを見る事ができます。しかし、彼らの小さい頃を考えた場合、それこそ大勢に囲まれながら、自分ひとりで持っていくという、ストリートサッカーが原点になっています。その時のボールを扱う絶対量が多い事により、いわゆる典型的なシュート練習やキック練習をさほどしなくとも、パスやキックが上手になっていったのではないかと私は思うのです。県内の少年が「キックが下手くそ」というブログ記事を見ましたが、まさにキッズ年代で、典型的なキック、パス、シュート練習からやらせているか、それとも団子状況で「いっぱいボールに触れー」、と遊ばせているか、そこに違いが生まれてきているような気がしています。私は、シュート練習こそしますが、ウエイトからすれば後者を支持します。しかし、県内の指導者は、ボールに沢山触ることを「こねくりまわす」と表現して選手たちを批判する傾向がまだまだ強いように思います。その「こねくりまわす」絶対量が満たされないうちに、次の課題に進んでしまう、あるいは高学年になって試合、試合と追われてしまうために、十分な技術が確保されないでしまっているように思います。

|

« 全日本長野県予選 | Main | 頑張れ!U-15女子サッカー! »

サッカー」カテゴリの記事

スポーツ」カテゴリの記事

女子サッカー」カテゴリの記事

少年サッカー」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70697/4679694

Listed below are links to weblogs that reference 日本代表のサッカー:

« 全日本長野県予選 | Main | 頑張れ!U-15女子サッカー! »