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普及・育成に支障をきたす保護者の度量

 最近の少年サッカー指導の中で、こういう保護者の方が、とあるチームにいらっしゃるという話を聞き、ちょっとびっくりというか、ショックを受けている状況があります。
 その1
 自分の息子がレギュラーになれなくなるという理由で新しいサッカー仲間の勧誘に積極的になれない保護者
子どもが練習、ミニゲームなども含めて、トータルで楽しくサッカーができることが大切なのであって、試合に出ることは2の次と考えなければならないはずなのですが、試合の結果や、試合出場に優先順位が置かれるようになってしまうと、こういう現象が起きてしまいます。これは指導者も過熱気味で保護者を巻き込んでそういう方向へ駆り立ててしまっているというケースも見られます。でも実はそうやって仲間を増やせないと、刺激を受けられないために、その子のレベルも上がってこないため、サッカーそのものが低いレベルでしか楽しめなくて終わってしまうはずなのですが・・・もともとレギュラーになれなくなることに不安を覚えている時点で、選手も保護者も取り組むべき課題が山積なのが良く判ります。でもそれについては直視できていないし、練習に励んでいる様子も見られないんですよね・・・
 同様に・・・
 その2
 試合結果や試合出場に一喜一憂して、1週間の練習回数を増やそうと指導者に掛け合い、結局オーバーワークで子どもを故障させてしまう保護者
 同じ過熱気味の保護者に良くあるケースです。少年団の場合、育成母集団(保護者)との係わり合いは避けて通れません。そういう点からすれば、指導者は保護者の依頼・意向を汲み取らざるを得ない場合があります。ただ、選手の体調や課題状況に応じてトレーニングしなければならないはずなのに、それを無視するほど、過熱してしまう保護者の方がいらっしゃるという事を聞き、子どものためにならない状況にある種の怒りさえ覚えています。練習に出なければ試合に出られないかもしれないという強迫観念が取り付いて、故障気味でも練習してしまい、結局取り返しのつかない故障を自分の子どもに与えてしまっているというのに、それに全く気がついていないのです。
 ちなみに、この二つ、どちらも同じチームです。そして、どちらも、母親がわが子可愛さに必死にサポートに活動していらっしゃるのです。皮肉にも・・・。その点、父親の方がスポーツそのものを含めて大観的視野で見ることができるので、自分の子どもに限らず、チームそのものへのサポートを考えて行動できるケースが多いので、こうした状況は起こりにくいのです。それぞれ家庭の事情はあるのでしょうが、父親の姿がほとんど見えない育成母集団はチームを盲目的に悲しむべき方向へ進めてしまっているケースが見られるようです。

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