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サッカーを「見て」学ぶ

 もう1年以上も前になりますが、加藤久のスカパー!サッカー高等研究所という番組を、以前ペイパービューでやっていたことがありました。この番組、私は有料であるのにもかかわらず、出来る限りビデオに録画して、サッカーを「見て」学ぶための教材にしていました。
 サッカーには個人技術・個人戦術・グループ戦術など、様々な要素があり、それぞれに「キーワード」が存在します。こうしたキーワードを内容とともに覚えておくと、プレーそのものの幅に広がりを持たせる事が出来ます。また、現在では、各地域トレセンやセントラルトレセンなどに来る選手は、多くのそうした「キーワード」を動きとともに身につけ、覚えているのだそうです。この「キーワード」を世界トップレベルのリーグの試合などを用いて分析・解説し、つぶさに説明していたのがこの番組「加藤久のスカパー!サッカー高等研究所」だったのです。
 私自身も今まで知らなかったような用語をこの番組で覚えることが出来ましたし、解釈の違いを修正する事も出来ました。また、子どもたちもそれによって新しく戦術・技術を身に付け、ゲームに活かす事が出来ました。つまり、チームのサッカーの質を洗練する事ができたという訳です。
 しかし、地方の選手はこうした「キーワード」についてまだまだ知識不足であるとともに、新しい言葉に対してのアレルギー反応のようなものがあって、なかなか積極的に使おうとはしません。以前ブログでお話しましたが、ムラ社会特有の反応なのです。こうしたコミュニティでは、新しい言葉を用いると、仲間から、「異質な存在」として見られてしまうため、あえて新しい言葉を用いることはせずに穏やかに過ごそうとしてしまうのです。ただ、チームリーダなど、そういう存在の選手にアプローチして、「キーワード」を新しく使うよう促していくと、意外とすんなりと浸透していくという状況も見られます。これもまたムラ社会特有の反応です。
 さて、今回はムラ社会の反応を話したいのではありません。こうしたサッカーに必要なキーワードを学ぶには、ただサッカーの試合のビデオを見て、いちいち止めたり、巻き戻したりして学ぶというのは非常に難しいのです。そういう点からすると、それを番組内で事細かにやってもらったこの番組こそがサッカーを学ぶための教材として大変優れていると私は思うのです。
 そんなことから、私はこの「加藤久のスカパー!サッカー高等研究所」という番組を、DVD化して欲しいなぁと思ってしまい、こうしてブログに書き留めてしまったのです。
 協会からトレセンの研修ビデオなどは出ていますが、この番組を凌ぐような技術・戦術の解説とキーワードをまとめた資料が何年かに一度出る事を期待してしまう今日この頃です。

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